過酷極まりないが故の人気企画サイコロシリーズ。
今回は第3段の続きと称して、前回淡路島にて断念した札幌帰りの続きをするという。
北海道ロケと聞いていた大泉洋。さらには企画内容を知らされない洋はどんな企画でもいいよう、“勝負服(ジャージ)”でロケに挑んでいた。
まさかこれから飛行機で淡路島に行くとはまったく想像できない洋が鈍感に鈍感を重ね、やっと企画に気がついたときにはもう遅い。
すでに車は空港へと走り始めていた。
第一夜のポイント
- すっかりお馴染みの“ダマし”
- 鈍感な大泉洋
- 伝説のスノトレ『雪面の飛魚』
- スノトレ防水スプレーでテカテカ
大泉さん拉致作戦
我々は
サイコロの旅に
決着をつけるべく
再び 淡路島へと向かった——
しかし
「道内ロケだ」と聞いている
大泉洋は——
まさか
自分を乗せた車が
千歳空港に向かっているとは
夢にも思っていない——
何故なら——
我々はほんの4日前に
あの“過酷な旅”から
帰ったばかりだったから…。
1997年3月7日
午前7時
札幌 羊ヶ丘通り
えーおはようございます
今ですね朝早いですね
7時
なぜか我々2人車に揺られてます
大泉さんはいつものごとく
一体これから何が起きるのか?
わかっておりません
これはですねぇ
ひとえに
訳もわからず車に朝から乗せられて
これは世間的にね拉致ですよ
何をするんだ今日は一体
あなたもうどんなことが起きても対応できるよう
全ての装備を整えております
いつものこのユニホーム
企画発表
一体今回は何をするのかと
我々はですね色々なことにチャレンジしました
やっぱり結果を残したい
で、ですね、まぁよく考えると前回サイコロで淡路島で終わって
その前は和歌山で終わってしまって
あれは本来は札幌へ戻って来るって言ってやってる訳です
しかし本来の目的を達成してるでしょうか?
そう言われてみればね
たしかに視聴者の皆さんがね
「なんだ?途中で終わってるじゃないか」
っていう気持ちだね
本来の目的である札幌へ帰ろう(が)
できてない
できてない
やりましょう
ふふふふふふふ
達成しましょ
淡路島からやり直しましょう
いやいやいや淡路島からやり直しましょと言っても
何を言っているのかよくわかりませんけど
(ここまで言っても、まさかこのまま
淡路島へ行くとは思ってないらしい)
前回サイコロ3(の)
続サイコロ3淡路島からスタートです
で、札幌へ戻ってきましょう
(ここまで言ってもまだ理解できない洋)
だから我々は千歳空港へ向かってるんです
アハハハハハハハ
(またしても、あのサイコロ旅地獄が始まってしまった…。しかし、いつもなら鋭い洋さんも、道内ロケだと聞いている先入観からか、北海道を出るという頭がまったくなく、最後まで鈴井氏に言わせてしまったね。)
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伝説のスノトレ『雪面の飛魚』
いやーねーそれはいいとしてなんだい
てことは飛行機に乗るの?
いやー聞いてない
じゃあ僕はねひとこと言いたい
だったらねこの勝負服はいらない
(足元はスノトレを履いている)
僕はねぇ何があってもいいようにね
この万能靴を履いてる
これはすごく動きやすくてね
まぁ僕はなんて呼んでるかっていうとね
って呼んでる靴なんだけれどもねぇ
雪面の飛魚
雪道を飛魚が跳ねるように歩ける靴なんですよ
淡路島にはいらないこの靴は
あのねぇスゴくかっちょ悪いボク
いやーボクねぇ今までねジャージで飛行機乗ってる人、見たことないですよ
まさか今回北海道を出るとは…
出ないっていうことは聞いてたからね
いやぁあぁあ〜申し訳ないけどねぇ
帰らせていただきたい
なになにこれは一回家帰らしてくれないの?
誘拐だよ
運転手さんバック!Uターンだよ
(拉致だ、誘拐だと豪語する大泉さん。ダマシ&拉致があなたの仕事の大部分を占めていますな。)
淡路島から再スタート
千歳8:15発ANA132便
関西空港12:06発高速船
3月7日(金)初日午後0:50
津名港(淡路島)
さぁ大泉くん淡路島に到着しました
結構かかりますねぇ
6時半集合でしたからね
僕は5時に起きたよ
親に頼んで5時に起きたよ
今日は北海道の中でロケがあるからって言って
千歳空港で電話してましたもんね
「帰れないから…」
僕また騙された
親「またかい」
服買ってもらいなって言ってたよ
「あんたジャージで何処行くの?」って言われたよ
さっ!!ここから続き後編の方いきたいと思います
ついこの前ココにいたよ
ポイント
前回の旅が終わったのが月曜日で金曜日にまた戻ってきた
さぁここからですね
もう帰りましょうとにかく
あなた(鈴井氏)にはこの企画を止めるくらいの力があるんじゃないかぁ?
(その通り。辛いなら鈴井氏はこの企画を破棄すればいいだけのこと。しかし、視聴者がそれを許さない。2人が深夜バスに“ヤラれてる姿”が見たいのだ。笑)
第1の選択 淡路島編
まぁとりあえず新しい企画もないことですし
さっそれではいきましょう
①淡路島を満喫 一泊
②瀬戸内海を満喫 小豆島
③やっぱり四国 徳島
④着実に戻るフェリーで大阪
⑤明石に渡って新幹線 東京
⑥明石に渡って新幹線 博多
ちょっと待てよ札幌ってのがないじゃないか
とりあえずはまぁ東京でしょうね
東京大阪でしょう
てことは④⑤ですね
第1の選択
淡路島編
何が出るかなそれはサイコロ任せよ♪
③やっぱり四国 徳島
四国…こりゃ逆向きだね
③やっぱり四国徳島
高速バスで鳴門海峡を渡り1時間20分
移動距離60km
2人にとって4度目の四国上陸
これまたフェリーですか?
橋?!それ魅力!
あのねぇ鳴門海峡を渡りますよ
あぁ鳴門海峡といえば大泉さん
渦潮
初日午後2:00
高速バス(津名港→徳島)
徳島
初日午後2:30
徳島駅前
さっ!えー徳島に着きましたー。
午後の2時30分ということでですねぇ
3月上旬だと言うのに23℃だって
おかしな街ですねここは
そしてヤな町だね…
なんか(通りすがりが)見ちゃ笑っていくよ
その靴!!
23度で毛のついた靴をはくか?
とっととサイコロ振りましょう
(注目の的の“雪面の飛魚”。適材適靴にはならなかった。笑)
第2の選択 徳島編
①徳島空港発 東京
②さよなら四国 倉敷(岡山県)
③フェリーで行く 神戸
④本州最南端 和歌山
⑤四国を満喫 松山(愛媛県)
⑥石仏のまち 臼杵(大分県)
第2の選択
徳島編
何が出るかな何が出るかなそれはサイコロ任せよ
頼んだぞ!!
②さよなら四国 倉敷(岡山県)
倉敷?!何処だいそれ?!
②JRを乗り継ぎ岡山県倉敷
乗車時間2時間24分
移動距離163km
とりあえず四国脱出
(今回は四国は一瞬で終わり少し残念だが…)
第3の選択 倉敷編
その後、鈴井大泉はまず徳島15時15分発特急うずしお16号で高松へ
高松からは快速に乗り換えて4回目の瀬戸大橋を爆睡したまま通過
岡山から通勤で混み合う普通列車を乗り継ぎ18時12分倉敷へ
そして倉敷での選択肢は関係者一同、辛いのはもう嫌だということで意見が一致
鈴井がどうしても牡蠣が食べたいという要望を大胆に取り入れて
①と②が新幹線で行く広島
③と④が飛行機で一気に東京
⑤新幹線 名古屋
そしてたった一つ視聴者サービスとしてご存知深夜バスが⑥枠に入っている
そして全員が楽勝気分で見守るなか鈴井が振ったサイコロの目はなんと丸が6つ並んでいたのだ
深夜バス
初日午後8:15
深夜バス「マスカット号」新宿行き
さっ!それではもうこの水曜どうでしょうサイコロの旅ではお馴染みになりました深夜バスに乗っていきたいと思います。
えー、東京新宿に向けてこれから11時間の旅です
11時間くらいは平均ですね
あなたはなにをそんなにアッサリと
反省の色がないな
僕はねこのサイコロの旅をしてわかったことがある
僕を苦しめているのはどうやらあなた(鈴井氏)だな
あなた先ほどのフリップ見ました?!
①②③④⑤までOKだったんですよ
その⑥をあなた引いたのよ
(鈴井氏のダメ人間っぷりは、サイコロで発揮されるらしい)
自分の運命を受け入れる洋
大泉さん…今朝7時まであなたは…
いや、もう言わないで。心の整理はつけたから。
それは言わないでもう。
もう言わないさ、拉致されたとは。
これぁ運命を僕は切り開くよ
ただね忘れないで欲しいのはね親はまた大泉は騙されたと思ってること
親父は今頃知ってると思うよ
おふくろがね「洋は今日帰って来ませんよ。またサイコロですって…」
父「またサイコロか…」
もうねお土産を買う気にもならない
だって毎週買ってきてるんだもん
大泉くん光ってるよ靴が…
当たり前じゃない
防水スプレーをしてきてるもの
そらそうだよ札幌は雨降ってたんだから
僕は北海道ロケだと思ってんだから
見れば見るほどおもしろい靴ですね
(伝説の靴“雪面の飛魚”は藩士としては知らない人がいないくらいの名物品となるのだが…)
第4の選択 東京編
11時間後
新宿
東京 新宿
おはようございます
えー今ですね土曜日ですよね今日ね
8時15分になろうとしているところです
バスの方、予定通り11時間経ったんですけども
なんと1時間遅れまして12時間
結局、半日バスの中で過ごしてしまいました
さ、東京です。なんとかここまで戻って参りました。
①もう限界です 千歳
②地下鉄丸ノ内線 国会議事堂前
③東北新幹線 盛岡
④上越新幹線 越後湯沢
⑤東海道新幹線 神戸(逆戻り)
⑥中央本線 塩尻(長野県)
第4の選択
東京編
何が出るかな 何が出るから
それはサイコロ任せよ
⑤東海道新幹線 神戸(逆戻り)
うおあ゛〜
⑤東海道新幹線で神戸
乗車時間3時間
移動距離590km
半日かけてきた道のりを3時間でほぼ戻ってしまうことになる
なんの意味もないぞ俺たちの12時間は
俺たちのバスの12時間はなんの意味もないぞ
帰りた〜い
すんげ〜もう帰りたい
12時間かけてきたのを3時間で戻る
新幹線「ひかり81号」
(12時間かけて来た東京。そこからまた更に西へとと戻される一行。天は4人を見放した…笑笑)
新神戸着
2日目午後0:30
新神戸駅
新幹線に揺られること3時間
えー新神戸駅に戻ってきてしまいました
本当にそろそろゆっくりしたい
帰るとまで言わない
月曜日には帰れればいいわけであって
①ちょっとひとっ風呂 湯村温泉
②北条鉄道レールバス 播磨横田
③阪神電鉄 阪神梅田
④関西空港直行便 千歳
⑤新幹線で一気に 盛岡
⑥新幹線で一気に 博多
第5の選択
新神戸編
(つづく)
まとめ
サイコロの旅3の続きを淡路島からおっ始めると聞いた洋さんは、ただただ笑うしかないらしいも
せっかく『勝負服』で挑んできた洋も『雪面の飛魚』の準備も無駄になってしまった。
淡路島での第1投は四国。渦潮を見ながら徳島へ高速バスで移動。
第2の選択は、JRで岡山の倉敷へ。
第3の選択、倉敷編は①~⑤枠ならどれでもよかったが、唯一あった⑥枠の深夜バスを鈴井氏が出してしまった。
第4の選択 東京編は、⑤の東海道新幹線で名古屋。せっかくば深夜バスで東京まで来たのに、また逆戻りとなる。打ちのめされた4人。
あっちはこっちへと移動する一行はさ果たして札幌に戻れるのか…。
サイコロ3(前半)第四夜は大泉さんのホラ話。コチラから↓↓
(サイコロの旅ものべ4回目。どうでしょう班もそろそろ慣れてくるのかと思いきや、やっぱり辛い辛いしんどいしんどいの旅。視聴者として観ている分には楽しいんだが、本人たちは辛そうだ…。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝してます。ありがとう)
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