いよいよ人気企画のサイコロの旅が始まる。
と、その前に、どういう流れで大泉さんを東京まで連れ出すか…
必死に考えた結果、ニセ企画を考案。
鈴井氏のラジオ番組の見学というダミー企画を敢行。
そして、そのラジオにゲストとして来てた樋口了一さんの協力も得て、東京へと向かうのだった。
すべてはサイコロの伏線だったと知る大泉だが、
頑張って深夜バスに乗り込んで、サイコロの旅3スタートである!!
第一夜のポイント
- まずはダマシ企画
- 樋口さんにくっついて東京へ
- お風呂場で歌う樋口さん
- 樋口さん自ら運転
- 大泉の歌唱力
- ふてぶてしい風体
- 痛い“尾骶骨”
ダミーのゴイス収録見学
1997年2月27日(金)
午後5時30分
札幌
我々どうでしょう班スタッフはあの過酷な企画———
「東京→札幌サイコロの旅」を再びスタートさせるためにFM AIR G’ の協力のもと
ある作戦を立てた———。
1週間のご無沙汰でした。
ワタクシ今日はですねコチラ見てわかるようにですねFM北海道 AIR G’ の方に来ておりましてですね
ラジオの鈴井さんの顔をレポートしようと
(大泉くんには「鈴井貴之ラジオのお仕事拝見!」のコーナーと言ってあります。)
企画がないのかなんてお気楽な企画なんでしょうね
大泉はしゃぐ。
ふははははははは
先生!!
何しに来たん?!
じっくりとあなたのラジオの姿をレポートさせてもらいます。
なんで?!
いやなんでってやることがないんですよ
あぁ企画考えてねぇから?!
あなた考えてくれないから
まぁ和気あいあいとやっておりますけれども
6時からいよいよゴイスの本番が始まりますんでね
コチラの方楽しみにしていただければ
それでは、ね…
お前ほんと1人ダメねぇ
これから上手くなりゃいいんだよ
徐々に練習すればいいんだよ1回目なんだから
本番
鈴井の番組「GO.I.S(ゴイス)」の生放送スタート
えーみなさんこんばんは
鈴井貴之です
時間の方6時を回りました
こっからゴイスというわけなんですけれどもね
で今夜はスペシャルとして樋口了一さんをお迎えして
最後までお楽しみに
(番組は楽しく進む)
さて、
えーというわけでね今夜は樋口了一さんにお越しいただきました
どうもありがとうございましたホントに
で我々ですね東京の方に樋口さんにくっついて行っちゃおっかーと。
思っているんですけども
僕について東京まで行くと
いいですか行って
東京行きの話が勝手に進んでいる
(勝手に東京行きの話が進んでいる状況に大泉さんタジタジ)
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樋口宅へ
翌日・東京へ
川崎
えー昨日、AirGのスタジオで樋口了一さんのお宅に行こうということでね、もう来ましたね。
僕にも予定ってもんがあるからね
来て何をするんですか??
いろいろとお話
樋口さんの自宅
ピンポーン
はい
樋口さん
お部屋
これ良い部屋だなぁ
手作りの机。(ビリヤード台で作った)
電気。(むき出し)
海パン。
泳ぎもなさるんですか
私海パンを発見しました
なかなかこういいものをお持ちと
別の部屋(音楽機材の部屋)
鈴井貴之
あ!カッコいい〜!!
やっぱり電気はむき出し
風呂
一曲。「GOGH」樋口了一
(お風呂で樋口さんが歌う)
(なぜお風呂でギター片手に歌うのだ?!笑笑。しかし、お風呂だからエコーが効いていい笑笑。)
大泉さん初めてのレコーディングスタジオ
レコーディングスタジオへ
樋口さんの仕事場・レコーディングスタジオも見学させていただきます。
さ!これからですねぇレコーディングスタジオにお邪魔しようということですね
本来ならばですねあのー大泉くんが運転するんですけれどもアーティスト自らの運転で我々連れてってもらう…笑笑
これからどのくらいかかるんですか??
これから1時間くらいかな、混んでっかもしんねーから。
大泉洋くんはそのレコーディングスタジオという場所に初めて行く
スゴく楽しみで
その名前だけでいいもんね
聞いたことあるね
すっかり楽しいこの企画
急遽来ることになったけども
どうせね北海道いたってすることないんだよー
到着
2月28日(金)午後2:30
スタジオ
ローリングストーンズもここでレコーディングした
録音ブース
いやーこれですよ
これはかなり有名な人もこれで歌うわけですか
いろんな人のツバがついてます
ホラせっかくだからヘッドホン
レコーディング
えー今ですねチャンネルが1つ空いているということなんで我らが大泉洋くんがですね樋口了一さんの「anniversary song」に挑戦
真剣に頑張っています
夢にまでみたレコーディングでございます
いきましょうか
本番
緊張してますねぇ…
(僕が)最初に録ったこと思い出しますね
♪Anniversary Song
唄 大泉洋
聞いてみる。
ハハハハハハハ
(ヘタクソ笑笑)
えーというわけですけれどスタジオの方お邪魔させていただいたわけなんですがなぜか大泉洋のレコーディング(になりました)
(この頃は大泉さんもまだお歌がお上手ではない笑笑)
ここからが企画の本番
さて、
2月28日(金)午後4:00
東京・品川区
さて無事レコーディングも終え、樋口了一さんには大変お世話になったわけですよね
えーまたまた水曜どうでしょう東京に来てこれだけで帰るわけにはもったいないということですね
やはり企画をやって帰ろうということなんですけど
なんかあるんでしょうね
聞かされてないんですが
でも大体この雰囲気わかるんじゃないかと思うんですよ
雰囲気?
あなた(大泉くん)のための荷物を用意してあります
荷物?
なんだよ
……
ハハハハハハハ
(サイコロのフリップを渡される)
おい待てよ
懐かしいけどサイコロの旅って書いてあるぞ
サイコロって書いてあるぞコレ
ここで説明しよう。
東京→札幌サイコロの旅とは現在地現時点で乗車可能な交通機関をスタッフがその場で時刻表からリストアップ。6つの選択肢に振り分ける。
サイコロの出た目がたとえ札幌とは逆方向に進む目であっても実際にその場所へ行かないと次のサイコロは振れない。
つまりゴールの札幌に到着するまで何日かかろうと常に移動し続けなければならないという超過酷な企画なのだ。
さ!それでは早速いきたいと思いまーす。
サイコロの旅ということで第3弾!!
①パピヨン号6時間30分岐阜
②やまと号7時間30分奈良
③夕陽号9時間酒田
④ノクターン号9時間30分弘前
⑤キャメル号10時間30分鳥取
⑥ブルーメッツ号11時間40分高知
コレ“号”ということはバスですか?!
(ピンポーン)
バスって深夜バスか??
(ピンポーン)
心の準備がない
第1の選択
東京編
鈴井貴之
何が出るかな何が出るかなそれはサイコロ任せよ
⑤キャメル号10時間30分鳥取
10時間だよ〜いきなりだよ〜
⑤深夜バスキャメル号。鳥取。乗車時間10時間30分。移動距離750km。
スタートでいきなり大きくつまづく。
⑤深夜バスキャメル号。鳥取。乗車時間10時間30分。移動距離750km。
スタートでいきなり大きくつまづく。
というわけで遂に始まってしまいましたサイコロの旅第3弾
ホントに視聴者観たがってんのかこの企画。
たしかにハガキは多いよ
コレをやってくれっていう声はさ
ホントに観たがっているのか
大変なんだからなコレやるのに
あんたらがヤレヤレって言うからディレクターコレやったんだよ
(鈴井さんは)知ってたの?サイコロあるって。
うん
(脱力)
(1発目の選択は深夜バスでも、最初だからまだ体力があるし。予算もないしね笑笑)
寝れない…深夜バスの恐怖
品川バスセンター
2月28日(金)午後8:20
えーとりあえずまた明日早朝鳥取到着となるということでね
ま、どっかの途中のインターでねみなさんとはまたお会いするのかな??
みなさんはこれで満足かな??
これ僕たちが乗れば満足なのかな??
あなたたちを喜ばせるために我々は深夜バスに揺られて
ま、“どうだ!”とばかりにこのバスが
ふてぶてしいですねぇ
見てくださいこの風体
デッカイ窓
またねぇ必死で寝るしかないよ
真剣勝負だよ
キャメル号
2月28日(金)午後9:18
鈴井さん…鈴井さん…バス走り出しました
2時間半経過。
富士川サービスエリア(静岡県)
東京品川を出発して2時間半
えーどうですか
やっぱりねぇ深夜バスマジック
これでまだ2時間半しか経ってないのかいって感じですよね〜
初めて参加したディレクターなんかね「深夜バスって何か濡れてるね」って言ってましたね。
「何か濡れてるねぇココ。空気が濡れてる。なんでだろう。ジメッとするよ」
やな空気なんですよぉ
まだアレですねぇ8時間くらいある
ハハハハハハハ
移動
8時間経過。
3月1日(土)午前4:30
加西サービスエリア(兵庫県)
深夜バスに乗ってはや8時間
今現在ですね兵庫県の加西サービスエリアというところに到着いたしました
キャメル号に揺られてますけどもねぇ
深夜バス侮れないですねぇ
なかなか寝れない
私は尾骶骨のあたりが…
そうですよねぇ
キャメルはなぜか僕もそう
ここスゴい痛いですよねぇ
深夜バスで初めてココが痛いっていう
シートがやわすぎるんじゃないですかねぇ逆に
全然寝てないのになんだこれを床ずれっていうのかって気持ちでしたけど
あと2時間半ですか
とりあえず乗って鳥取向かいたいと
なぜ鳥取に向かっているのかわからない
鳥取
到着
(尾骶骨が痛いのは初な感じ…キャメル号は尾骶骨に大打撃説)
第2の選択 鳥取編
3月1日(土)午前8:30
鳥取駅前
鳥取駅前に我々いるわけですけども
恒例のサイコロ振っていきたいですけど鳥取の街全然何もないですね
ハハハハハハハ
ワタクシやらさせていただいてよろしいですか
第2の選択
鳥取編
まとめ
AirGで鈴井さんがラジオパーソナリティとして働く姿を見ようというダミー企画から始まる。
ラジオにゲストとして来ていただいた樋口了一さんだが、
樋口さんちに行きたいという半ば強引な感じで、
結局、神奈川は川崎の樋口宅まで遊びに来ちゃった。
レコーディングスタジオにも行き、
大泉さんが歌を披露してレコーディングも経験させてもらう。
さてさて、東京までやってきたので、なにか企画をしようと言い出す鈴井氏とD陣。
大泉に渡されたのは、サイコロの旅のフリップだった。
いよいよ、サイコロ3のスタートである!!
第二夜はコチラから↓↓
(またしても“ダマし”から始まるこの水曜どうでしょうという番組。大泉さんをどうやって東京へ連れ出そうか、必死に考える首脳陣(鈴井氏&D陣)やっぱり大泉さんは、騙されてナンボ。笑笑
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。)
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