ハウステンボスの一瞬の立ち寄りも終わり、鹿児島へと向かう道中物語。
ホラ話、松方弘樹と同期説。かの有名な「喧嘩太鼓」のホラ話もこの回です。
日本列島の西の方で行ったり来たりするどうでしょう班。果たして、札幌ゴールとはなるのか？！
サイコロ3（前編）の最終回！！
第四夜のポイント
- 深夜バスで哀愁が漂っていた洋
- ツーリングとトローリング
- 洋と松方弘樹
- 洋は45歳
- 「喧嘩太鼓」
- ケチって寝台はB
特急「つばめ」にて
東京→札幌サイコロの旅第3弾は2月28日東京を出発し、深夜バスで翌朝鳥取へ。
鳥取からはJRを乗り継ぎ京都、福井県敦賀、そして金沢と、着実に北へ向かうルートを突き進む。
しかし、金沢で鈴井が九州博多行きの目を出してしまい、すべてが台無し。
そして、博多では大泉が長崎ハウステンボス行きの目を出して大喜び。
しかし、ハウステンボスでまたしても鈴井が鹿児島行きというとんでもないサイコロを振りだして、わずか10分の滞在でハウステンボスを後にしたのだ。
1997年3月2日(日)
12時37分
JR鹿児島本線鳥栖駅
鳥栖12:41発特急「つばめ11号」
ハウステンボスを…ね、一瞬立ち寄り、
えー今ですね鳥栖のほうで乗り換え「つばめ11号」
こちらの特急で鹿児島の方へ向かっております。
4時過ぎですね、到着と。
どうしても悔やまれるのがハウステンボス。
中まで行かず、橋も渡らず、一瞬にして…
乗ってきた汽車に乗って帰ってきたからね
なにも馬鹿正直にホントにねぇ見て帰ってくることなかったんじゃないのお？？
このへんはこう、編集ってものがあるわけだからねえ
これホントに乗っててホントにちょっとしかいないんですから。
ゆっくりする間もなくですからね
唯一ゆっくりできるのか…深夜バスでさ
昨日はよかったですよねまだ深夜バスの中でも
グレードが高い
三列になってるでしょ？！フッと目を覚ますと全部カーテンで仕切られちゃって
なんかねちょっと寂しくなりましたよ？
オレ、みんなには内緒だけどねカーテンちょっと覗いたもん
「あれえ鈴井さんいるのかなぁ…」と思って覗いたらみんなガッツリ寝てるから、寝てるなぁって思ってさ
12時過ぎにオレだけ寝れないじゃない？？
オレ寝なきゃーって思って（でも）疲れて寝れなくてね思い出すのはなんかこう中学時代の楽しい思い出とかがこう走馬灯のように蘇ってきて「あぁ〜あの時、告白しとけばよかったなぁ」センチな気持ちになったりしてねえ「死ぬんじゃねぇか」と思った
（鳥取行きの深夜バスでのひとコマをボヤく洋。深夜バスはなかなか寝れねえ！！！）
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ホラ話「喧嘩太鼓」
鹿児島は何が楽しみなんでしょう？？
桜島？
それ魅力って言うほどでもないなぁ
僕の心まだ動かせないなぁ
さつまいも
さつまいもあんまりねえ食べたくない
だったらねえ宮崎まで足を伸ばしてシーガイヤ
僕はそしてやっぱり海が好き
なんで？
え？なんでって言うことない
僕はだって海しか知らないから
さっきも言った通り港、港に女がいるから
海の男なんですよ基本的には
だからねぇやっぱシーガイヤとか名前聞くだけでちょっと心がときめきますねえ
あのー83年のアメリカズカップ思い出すねえ
オーストラリアでもねえやっぱクルージングだとかツーリングがしたかった
ツーリング？！
ツーリングじゃないコレはなんだ
トローリング
「釣り」でツーリング…
ハハハハハ
まちょっと高級なギャグだったけどわかっていただけたかな？？
「釣り」とツーリングをかけた…
僕はよく弘樹とねえ
え？あぁ、松方弘樹。
僕ら同期生だから。
東映の。
僕ら東映のニューフィイスで。
弘樹とは。
新伍とかね。
あの辺と一緒だから。
よく夏になると、弘樹とトローリングに。
カジキをね釣ってましたけどね。
松方弘樹と同期だと…
あの人たちだと結構代表作いっぱいあるけど…
大泉さんの代表作…（は？）
ボク？
東映時代の代表作ってなんだろうな…
あの…「喧嘩の道 男の道」って映画に出た
もう無類の喧嘩好きでね
酒と女と喧嘩だけに明け暮れるっていう
自伝みたいな…
そう多少ボクは本書いたから
2作目は「喧嘩太鼓」
これぁ〜そこそこ売れたんじゃなかったかな…
アレはアメリカズカップの次の年だから、4年かな？？84年。
何歳くらいですか？
ボクが？
ボクがだから大学卒業して…26かな
いま、いくつ？？
しじゅうご
早いよあっという間
この前だと思ったけどね喧嘩太鼓は
（出たー！！ホラ吹きの洋。年齢詐称の45歳。笑笑。この時は、まだまだ洋も無名。松方弘樹に失礼だ。笑笑）
ボックスシートで手紙書き
2時間経過
いい場所を見つけてくださいましたねぇ
コレはつばめの中のなんていう…
ボックスシートということになるらしいです
指定席と値段変わらないそうです
ボックスシート
4人掛けの個室（指定席料金で利用できる）
コチラですねえ
つばめのレターセット
まあラブレターでもないんですけどね
思いついた言葉をねちょっと書き留めていこうかと
「銀河が誕生したのは…」
すごい導入の手紙だねえ
そういうスケールでしか物事考えてない
「銀河が誕生したのは…何年も前…」
ハハハハハ
強い方なんですけれども乗り物には。
コレはちょっとオススメできません
テーブルがあるからといって書き物はよしたほうがいいですよ
無理ですね
（三半規管をやられました。いくら暇だからと、電車で書き物はしてはいけない。教訓となりました）
第8投目 鹿児島
3月2日(日)午後4:20
西鹿児島駅前
ようこそー鹿児島へー！！
時間の方ですねえ午後4時20分
鹿児島の方へ到着いたしました
さっ、どんなものが用意されているか一応見てみましょう
①鹿児島で一泊
②まだまだ移動 寝台特急「なは」 岡山
③ANA630便 東京
④18:55発きりしま12号 宮崎
⑤フェリーで12時間 大阪
⑥JAL330便で1時間 大阪
③⑥ですね
フェリーと寝台だけはヤです
第8の選択
鹿児島編
何が出るかな何が出るかなラララランランラララランラン③⑥GO！！
②寝台特急「なは」 岡山
②寝台特急「なは」岡山
乗車時間12時間
移動距離760km
3日目の夜、移動は続く
コレ何時発、何時着？？
19時発…
で…朝6時50分
12時間！
そんなかかるの？！岡山までって
今日は何曜日？
注）鈴井は明日ラジオの公開生放送がある
おー！いいこと気がついたぞ
明日の朝、岡山にいるんですね？
これ、どっかでもいいから、飛行機出さないとヤバいよ
これねえラジオどころじゃなくなった
明日2時半までに市内にいなきゃいけないんだよ
uhb（＝他局）のドラマの衣装合わせがあるんですよ
（大泉さんが振ったから寝台特急。鈴井さんが振ってたらフェリーだったな…笑笑）
西鹿児島19:01発 寝台特急「なは」
ソーローって書いてあるよ
SOLO（ソロ）だよ
B寝台
ん〜これちょっとあとからそのA寝台も見ときたいなぁ
どれぐらい違うのか
（ディレクターがまたまたケチって安価な寝台に。洋が相手取ってＤを反省させられるのか？！？！）
暇すぎる寝台車
2時間経過
まだ9時20分という早い時間で…
皆さんなかなか想像できないと思いますけど…
乗ったのがこれ7時ですねぇ…
この2時間が我々どれだけつらかったか…
人間7時に乗って寝れませんよぉ…
特にすることもない…
やっと9時になって眠くはないけども ま寝てもいいかと…気持ちの整理をしてみんな寝たんですから
きついですねぇこの旅はねぇ…
説明できない
なぜかって言うと振ってる時は確かに緊張感ありますね
振った後の10時間これは全く緊張感がない
退屈だねぇそれにしても
まぁ僕はちょっと執筆活動をしなきゃいけないんで…
（特急「つばめ」で書いていたラブレターの続きをしようとするが）
書きゃ書いたで酔うしねぇ…
八方ふさがりだねぇ…
「銀河が誕生したのは何年も前…」
この次の行がもう書けないもん
「最初はサルだった…」
（「銀河が誕生したのは何年も前、最初はサルだった」って始まりのラブレター…爆）
第９投目 岡山編
ヤバいです
何をあなた月曜の朝に岡山にいるんだ僕たちは
みなさまお馴染みだと思いますが（私は）公開生放送が待ってますんで
生放送ならまた…“公開”がつきますから
注）鈴井の公開生放送まであと11時間
出たね、おなじみの「チャンスタイム」
①②③岡山空港発 千歳
④まだ間に合う 大阪
⑤瀬戸内・島めぐり 淡路島
⑥九州へ戻る 博多
この選択肢だけで笑ってまうわ
君はアホか？！
戻ってどうする
はい！！
（サイコロを大泉くんに渡す）
なんでオレなんだよだから
怒んないでよ？！
第9の選択
チャンスタイム岡山編
洋ちゃん
何が出るかな何が出るかなそれはサイコロ任せよ♪
⑤淡路島
⑤瀬戸内島めぐり淡路島
新幹線ひかり80号で西明石。そして明石港から高速船で淡路島
乗車時間1時間30分
移動距離130km
鈴井は逃げた
お疲れ様でした！！（走って逃げる）
淡路島へ到着
（ゴールじゃなくても、ちゃんと目的地に行ってから終わるのはエライ）
まとめ
ハウステンボスを一瞬で後にし、特急「つばめ」に乗り、鹿児島へ。
車中では恒例の大泉ホラ話「喧嘩太鼓」が繰り広げられる。
鹿児島でも思い入れるサイコロの目は出ず、寝台特急「なは」で岡山へと向かうことに。しかしDがケチって安い寝台へ。
岡山で第9の最後の選択。チャンスタイムにも関わらず淡路島が出てしまう。
ゴールならず！！
第三夜は鈴井さんがバスでうなされる…。コチラから↓↓
(過酷だとはわかっているサイコロの旅だが、なぜか導かれるように旅へいざなってゆく。どうでしょう班の四人はドMなのか？！(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝申し上げます。)
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