さてさて無事に運転手とナビゲーターも元通りになったところで(第四夜参照)、今度はエクス・アン・プロバンスでの宿探し。
この街では有名な画家セザンヌの没後100年ということで人が溢れホテルもパンパン。
なかなか空いてるホテルが見つからない“ど”軍団。
が、しかしここで頑張る大泉洋。
電話作戦や部屋数が多い大きいホテルならという考えで車を走らせる…
その結果…
第五夜のポイント
- 適当なフランス入国
- 9年前の苦い思い出
- セザンヌ没後100年
- 電話作戦
- 洋の粘り勝ち
- ファミリールーム?!
- ネバギブアップ
フランスへ
2006年8月25日(金)
移動3日目 午後3時10分
フランス国境まで200キロ地点
もうアレじゃない?
イタリーだってもうそんなにね…
いよいよイタリア出てフランスだ
どっかで9年前通った道…合流するんだろうね
サボナってところ
9年前の道
ポイント
9年前はスイス側からイタリアへ入りこの地点までやって来た。
なんかこの雰囲気覚えてるもん。
「地中海だー!」って大泉さんが叫んだ
当時はそんな元気があった?
ぜんっぜん覚えてない
国境
これを超えるとフランスでしたね?
さぁみなさん今国境を越えるとこですよ
ついにひとつ目の国イタリアが終わろうとしてますよみなさん
カメラを切りました
うおぉい!!
びっくりしたねぇ今カメラ止めてたねぇ
フランスにこっから入るんでしょう?
フランスって文字見てないでしょう?
「入りましたぁ」っての撮らないとねぇ
でも、入ってるのかな?
ほいじゃ 入ったって騒げよ!後ろの席
9年前もっと言ってたよお前は
だって知らないうちに入っちゃったんだ
あんたが悪いんでしょ!
あぁ〜あったあったあったあった
コレだよ!!
はぁ〜い(拍手喝采)
フランス入国
これでいいですか?
(国境を越える時はこんな感じのこと多いね)
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忌まわしきエクス・アン・プロバンス
午後6時
南フランス。エクス・アン・プロヴァンス。
9年前我々はココで苦い経験をした。ヨーロッパでは予約なしでも充分にホテルを確保できていたのだが、バカンスシーズン真っ只中の観光都市エクス・アン・プロヴァンスではどのホテルも満室で宿泊を断られ続けてしまったのである。
そして我々は結局ひと晩中走り続ける決心をし、狭い車中で仮眠をとりながら旅を続けるハメになってしまったのである。
その忌しのエクス・アン・プロヴァンスに9年後の今日我々は再び向かっているのである。
ただあの頃はねぇ最初のヨーロッパでね
余裕なかったじゃないですか
今はねぇ経験重ねてるわけですから
エクス・アン・プロヴァンスにはねぇ
いま読んでたら良さげなレストランがありますよおう
でもその前にホテルでしょ??
旅の教訓
『メシより宿』
早めにホテルにチェックインしてね
まずホテル
(ここで出ました旅の教訓『飯より宿』)
ホテルしらみつぶし
午後8時
全然あれだな
明るいうちに着けそうだね
もう着くぞエクス・アン・プロヴァンスに!
宿わかってんだべ?
もちろんもう決めてあるよ
エクス・アン・プロヴァンス
偉大な画家セザンヌを生んだ美しい芸術の街。セザンヌは1906年にこの待ちで生涯を終えた。
セザンヌ2006年って書いてあるね
没後百年
エクス・アン・プロヴァンスの街を彷徨う
ここ9年前通った!!
ここ曲がった!!
ホテル発見
よよよよしじゃとりあえず聞くだけ聞いてみて
洋が聞いてくる
戻ってきた
が
セザンヌ没後100年
2006年6月〜9月にかけてエクス・アン・プロヴァンスでは大規模なセザンヌ展が開催中。
数多くのイベントが大々的に行われている。
祭りの週末
でもこのミラボー通りですか?いっぱいありますもんね?ホテル…
もうこれはしらみつぶしじゃないですか??
2軒目
9年前より人は多いです
また9年前の悪夢が…
大丈夫ですか?
戻って来た
満杯ですね
ヤバい
いやー緊迫してきました
首脳陣(藤&ミ)慌て始めましたよ
ある程度慌ててるでしょうね藤村さんなんかはね
まさか今回も…
あん時は遅かったからだ!と思ってたんでしょうね彼ね
大泉君行くよ!次…
今日泊まるよ絶対に!
だっていたる所に2006!て書いてあるもん
あっホテルありますね
ホテル発見
これも聞いてみて損はないはずですね
3軒目
ダメですね
ハハハハハハハ
絶望的
9時10分
これ9年前と同じような時間になってますね
4軒目
大泉くんがゆく
戻ってくる
まぁいっぱいですよね
この街自体がコレ
もうパンパンなんですかね?
これなんらかの判断いりますよね?
9年前はですよこういうふうに宿がいっぱいだと言われてとりあえずメシだけ食おうやって話しましたよね。
食いますか?メシ…
9年前のヨーロッパでは、今回と同じようにエクス・アン・プロヴァンスで宿が見つからず夜通し走ろうと、一晩中車移動をしたのだが…
メシを食うそれは何を意味するんですか?
それとも…アルル!
アルル
エクス・アン・プロヴァンスから約60km。
ゴッホはこの街で数多くの作品を残した。
じゃあ電話作戦はどうですか?
もう回ってる時間ないですよ
電話はあるんでしょ
ポイント
首脳陣は海外で使える電話を持ってきています。
片っ端からかけていきましょうよ!
大した数じゃないですから我々がわかるホテルの番号は
かけてみる
Bonjour
Do you have a room for tonight?
No…センキュー
満室です
いきなり『Tonight?(今夜かよ!)』
ふはははははは
あなたね向こうにビックリされたからってね
そんなのをね気にしてる場合じゃないですよ!
いくらだっておどかしてやればいいんですよ
オーイエス!トゥナイト
言ってやればいいんですよ
こっちはそんな場合じゃないですよ
次から次へとかけてみる
すべて満室
(打ち入った4軒のホテルもダメ。電話でかけまくってもダメ。さて、どうする?!)
新たな作戦
(気を取り直して)
なんかね来る途中やたらデッカいのありましたよね?!
これはデカいってのありましたよ?!
大きなホテル
ちょっと走ってみましょう
さ〜あエクス・アン・プロヴァンス9年前と同じく緊迫してきましたよ〜鬼門ですねぇ〜我々にとってエクス・アン・プロヴァンスは。
泊まってやるぞぉ今年は!意地でも
たとえどんな宿でもな!
ホテル発見
行ってみましょうか私
ラストチャンス
そういう気はしたんだよなぁー
セザンヌ…
ただそんなネガティブなこと言っちゃいけないような気がして言葉飲んだんですよ
戻って来た
どうしました大泉さん
えー4人部屋なら空いてるぞと
マヂで?!
空いてた
ファミリールーム!空いてるって
行きましょう!!
チェックインした
大泉さん粘り勝ち
危うく諦めるところでした
(さすが旅のカリスマ大泉洋)
コレ4人部屋?!
4人部屋
どんな部屋なんだ?
ファミリータイプの部屋
中に入ってみると
どうした?
ダブルベッドが2つ
(2人で1つのベッド?!)
愕然…
ちなみに、もう一部屋空いてないかちょっと聞いてみる?
聞いてみた
もうバッチリ(空いていた)
空き…まくりですね
おかしいですよね
あれっだけ僕ら電話して(断られたのに)
ここのホテルは自由自在ですよね部屋は
なんでも出してくれる
助かった
(なぜこのホテルだけ空きまくり…?!笑笑)
メシにあり着く
(夕飯を食べる)
うぉ〜いお疲れさん〜(ビールで乾杯)
いや〜すべてうまくいったじゃない
泊まれるとなったらこの華やかなエクス・アン・プロバンス最高じゃない
2時間後
泥酔でエクス・アン・プロバンスを歩く
9年前の屈辱を果たしこの街に泊まれる嬉しさを語りながら
大泉くんに学んだよね
あきらめちゃダメなんだよ
ネバギブアップ!
もっと大きな声で!!
ネバギブアップ!!
(Never give up!!!!!!)
まとめ
9年前の忌まわしい記憶が甦り、今回もまたエクス・アン・プロバンスには泊まれないのかと不安になる一行。
しかし、そこで諦めないのが大泉洋。
電話作戦で番号のわかるホテルをしらみつぶし。
それもダメなら、“大きいホテル”に目をつける。
大きければ部屋数はたくさんあるはず。
そして遂にこの街での一泊をゲットしたのだった。
大泉の粘り勝ちである!
ネバギブアップ!!
第六夜はコチラから↓↓
第四夜は、大泉洋が世のサラリーマンの代弁をします。コチラから↓↓
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