再放送シリーズが「水曜どうでしょうClassic」から「水曜どうでしょうプレミア」になり、サイコロの旅1が、ニ夜に分かれました。
(Classicではサイコロ1は第一夜だけだった)
今回の記事は、その第二夜をおまとめ再現。
サイコロを振って出た目の交通手段で札幌まで帰るという、運だけに任せた旅人たち。
果たして、北海道に渡れるのか?!
第二夜のポイント
- 四国はお風呂だけ入って終わり
- USA(うさ)
- 寝台券は3枚のみ
- 大泉さんは痔
- 無事に北海道は小樽へ
四国は一瞬で終わり
1996年9月13日(金)
午前10時53分
八幡浜港 九州行きフェリーのりば
11:10発 九四フェリー
いきなりダウン
決めるなら今だよ
降りる?
だめですよ 嬉野さん
回す人いなくなっちゃうんですからカメラを
九州に行くっていう期待もあんじゃないの?
九州行ったことないですからね
まぁだけど別に行きたいと思ってたわけじゃないですけどね
うわぁ
離れていきますよ
四国を
いいのか四国オイ
(四国は入浴だけして終わる。これから先、数々の旅で四国とどうでしょうは切っても切れない関係になるのだが…)
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サイコロ振り第3投目
9月13日(金)午後1:30
臼杵市(大分県)
ようこそ石仏と海の見える城下町
臼杵市へ
運命の選択
何が出るかな何が出るかな
⑤小倉
(サイコロを蹴る)
特急「にちりん」
結局ねぇあぁやってサイコロをねぇ蹴飛ばしても無駄なの
初めに出た目でやってかないと
あのねあのサイコロの目が絶対なんだから我々にとっては
出たところに行くしかない
てゆうわけで乗っちゃってますもん
別府
いよいよ来ましたね
ここまで来るとは思いませんでした
アメリカの次は「ぶぜんながす」ですからね
(USAは“うさ”笑笑笑笑笑。遂に合衆国まで来ちゃったどうでしょう班。果たしてアメリカから札幌まで帰れるのか?!)
大泉さんは自由席(体力のある若手が抜擢)
9月13日(金)午後5:00
小倉駅(福岡県)
こうして我々は福岡県小倉に到着
ここで用意された選択肢は次の6つ
まずは①寝台特急「さくら」で東京
②未知のまち出雲(島根)
③地獄の深夜バス「げんかい号」で名古屋
④小倉で一泊
⑤新幹線で新大阪
⑥夢の福岡発 直行便 千歳
ここで鈴井の運の悪さに黙っていられなくなった大泉が初めてサイコロに挑戦。
(⑤の目が出た)
⑤枠の新大阪を目指し新幹線で九州を脱出することになったのである
大阪予定到着時刻は夜10時
しかしそこでは大泉にとんでもない悲劇が待ち受けていたのである
えーサイコロが示した通り新幹線でこれから大阪へ向かっておりまーす
ただまぁコレ新幹線というのは割といいでしょ僕が出した目は
まぁ確かにね
今13日の午後7時
とりあえずは明日中になんとかせねば
15日にはみんな帰らなきゃいけないそれぞれの(予定がある)
(大泉)親戚の人が来る
(鈴井)AIR-Gの仕事がある
(D)子供の運動会がある
次大阪で頑張りたいと思います
大阪へ
運命の大阪に到着
9月13日(金)午後10:10
新大阪駅
本日の行程
朝方に愛媛県松山市
それから西の方に行きまして大分県に船で渡りました
九州グルっと回ってそして今関西大阪まで
1日で西日本をグルーッと回ってきた
身体が持ちません
というわけでですねみなさんも充分楽しんでいただけたと思いますんでこの企画はこの辺にしたいと
頑張れば人間なんでもできるんだな
やっぱり猿岩石の気持ちがよくわかりました
(フリップを渡される)
なんですかコレは?!
まだやる?!
第5の選択
新大阪編
夜の大阪運命の選択は次の6つ
①寝台特急「あさかぜ」東京
②寝台急行「きたぐに」新潟
③深夜バス「アルペン」長野
④頼むから出して 大阪一泊
⑤直行便 明日の朝8時まで10時間待ち 千歳
⑥新幹線 明日の始発まで8時間待ち 名古屋
以上6つの選択肢が用意された
そしてこの選択が大泉に思いがけない悲劇をもたらすことになる
何が出るかな何が出るかな
②寝台急行「きたぐに」新潟
②新台急行「きたぐに」で新潟
新大阪を23時28分に出発
9時間後の翌朝8時35分新潟着
前日東京を出発して以来、二夜連続で車中泊が決定
我々はすぐに切符を手配し待合室で出発を待つことになる
するとディレクターが大泉に向かって何やら話し始めたのである
鈴井さんと一緒に旅行しててどう?
いやいや楽しい限りですよぉ
怒られてない?
なんで僕が怒られるんですか
やだなぁ楽しく旅行してますよ
人生の父ですからね鈴井さんは
鈴井さんが戻ってくる
もう飲むしかないな
今晩はもう寝台のひとりひとりじゃん
ワインでも飲むかなぁ
あのさぁ…ちょっと言いにくいことなんだけど
「寝台急行」っつったんだけど今日ってほら明日から三連休なんですよ
ものすごく電車混んでんですよ
寝台券がねぇ…3枚しか取れなかったんですよ
4人いますよね?!
ひとりはどうなるって事ですか?
オレ寝かしてもらうよ悪いけど
いやいやいやほんとごめんなさい
テレビで言う事じゃないけど
僕、
僕は長いこと座れません
まぁ何らかの方法で決めて
現実ですからね
30分後
23:28発 寝台急行「きたぐに」
自由席
(大泉さんが自由席に座る)
何らかの方法で決まったらしい
新潟まで9時間…
9時間後
新潟駅
(大泉さん…お疲れさま…痔なのに…)
遂に北海道の目
おはようございまーす
9月14日土曜日
3日目の朝、新潟
快適な朝を迎えております
声が大きい
どうしたの大泉くん
というわけでですねぇ今9時30分です
さぁこれから我々はどこへ行くのか
もう見るのもヤダって感じなんですが
①ふりだしに戻る 東京
②ちょっと戻る 金沢
③ちょっと進む 山形
④太平洋を見よう 仙台
⑤北海道はすぐそこ 青森
⑥いよいよ上陸一気に 北海道
じゃあ早速
おっ!!おっ!!
おぉっ!!
いいの?!
ただ…フェリーです
あぇ?
どこまで行くんですか?
小樽
18時間
帰してくれ
スッと帰してくれ
悪いけどさぁ時間ねぇんだよ
小樽へ向け出航
小樽まで18時間…
18時間後の翌9月15日(日)
早朝4時10分
小樽へ無事到着した我々は——
始発列車を待つために
フェリーターミナルで時間を潰し
その後、札幌へと帰り着いた。
そして——
大泉くんは親戚の人と会い
鈴井さんはラジオの仕事をし
ディレクターは
子供の運動会を見に行った。
これが「水曜どうでしょう」の
最初の旅だった。
この時ぼくらの4人の旅は
まだ始まったばかりだった——
(しんどい…辛いなぁ…どうでしょうの旅は…)
まとめ
八幡浜港からフェリーで九州へ。
臼杵(うすき)という街へ向かう。
臼杵で振ったサイコロの目は小倉行き。
小倉までの道中にUSAを通る。(アメリカじゃない…“うさ”である)
運命の選択小倉編は大泉さんがサイコロを降り、⑤枠を出して新幹線で新大阪へ。
次、新大阪で出た目は②寝台急行「きたぐに」で新潟へ。
しかし、次の日から三連休に突入する週末。混み合っているわけだ。寝台券は3枚しか手に入らず、1人は自由席にひと晩座ってることとなってしまった。
そこで、何らかの方法で選ばれたのが大泉さん。
翌朝まで持病の痔と闘いながら自由席で過ごしたようだ。
新潟でのサイコロは、遂に⑥枠の北海道行きを出す。
しかし、札幌ではなく小樽。しかもフェリーで18時間…一応ゴールである
初めての旅…お疲れさま…
第一夜は、大泉さんのダマしから始まります。コチラから↓↓
(どうでしょう記念すべき第一回目の企画。この時から、大泉さんへの騙し拉致はあったのだな…。2日続けて車中泊になったのは、どうでしょうの旅ならではの“過酷を求める旅”ならではである。
最後まで読んでくださりありがとうございます。感謝します)
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