スカンジナビア半島は行程が厳しそうだからと、ボスニア湾ルートを希望する藤村Dに対し、フィヨルド見たい見たい！のタレント陣がフィヨルドルートを望む。
ギリギリの行程の中、フィヨルドルートを敢えて選択した一行は、果たして目的地まで辿り着けるのか？！
はたまた、またテントなのか？！
一方、どうでしょう班についてきた謎女性ムンクさん。どうやらムンクさんに恋の予感だ…。
ミ「よく言った。そうでなくっちゃ」
第六夜のポイント
- 大泉さんの乱暴な運転
- スカンジナビアの背骨を通る
- ミスターとムンクさんの恋
- 短パン野郎の孤独な戦い
- ミスター自殺行為
- 行程押しまくり
- 北極圏でキャンプ？！
藤村くん車に酔う
1999年9月14日(火)
午後6時41分
ノルウェートロンハイムまで150キロ
「バカもの」からVスタートしたんじゃないかぁ
視聴者はびっくりするだろう
ブレーキはゆっくり踏め
そのおかげで後部座席にいるぼくわぁ
藤村D車酔い
僕の横にはねぇ顔色の悪いムンクさんがもう
僕からみるとねぇムンクさんとあなたがこう向き合い気味だね
気色悪いんだよ顔がだいたい
なんかマジックかなんかでもうちょっと血色のいい顔にするか？
フハハハハハ
画風がかわるだろうムンクさんの
（ボヤきはするが一応温厚らしい大泉さん、ブレーキは乱暴らしい）
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作戦会議
火曜日午後8時14分
トロンハイム 到着
トロンハイムに着きましたよぉ
大泉くんご苦労さま
ここ泊まりますよ部屋を探しますよ
ホテル発見
僕がビシッとホテルを今とってくるから
任しとけ
2分後
早く車を出せぇこのぉ
ちょっと待てちょっと待て
その目の前がホテルだ
2分後
早く車を出せぇ
ダメだぞこの街はヤバいぞ
また探す
ホテル発見
聞いてくる
取れました
とれた
屋根のあるところで寝れますけど
「ツインルームはありますか？」と聞いたところですねぇ
「セパレート」しますと例の言葉を言われました
ダブルルームでセパレートですから
OKですかと言われましたからOKですと言いましたよ
お部屋
やっぱりこうなりましたなぁ
ククククク
なんですかぁ
大泉さんなんかムンクさんと一緒だからもっと狭くなりますよ
明日の予定
土曜日の午後には飛行機に乗るんで土曜日は考えないでいこうよと
ヘルシンキ発帰国便 土曜日午後4:00発
てことはあと3日です
3日でヘルシンキまで
これは普通に考えたら無理でしょ
ここで説明しておこう。
残る3日でヘルシンキまでその距離約1,950キロ。
ただしこれは明日ボスニア湾まで戻ってヘルシンキを目指すという最短ルートを通った場合。
もうひとつ。そのままノルウェー海に沿って北極圏を突破しナルヴィックまで北上。そこからヘルシンキまで南下する風光明美はフィヨルドルートを通った場合には約2,300キロの距離となる。
どちらのルートを取るべきか。昨夜その選択を先延ばしにしてしまった我々も今夜いよいよ決断を迫られていたのである。
（フィヨルドは）今回の旅のメインの場所です
メインを行かずして何してたの？（ってなる）
どうだい大泉くん
ちなみに藤村Dはボスニア湾沿いを行く気
まぁヘナちょこのヒゲはね「それでいいでしょう」かと内側を回る気でいますよ
（でも）
バリバリバリバリっと
よく言った
そうでなくっちゃ
フハハハハハ
あなた一番カッコイイなぁ今のセリフ
こうして運命の決断が下された
じゃあ明日ナルヴィック目指しますから
なるべく…（おやじギャグ）
会議終了
これなんだ
距離どれぐらいあるんですか？
ナルヴィクまで800キロ
明日6時半起床
就寝
（どうでしょう班はフィヨルドを見るべく敢えて過酷なルートを選択をした。一般道を800キロもなんて…）
ミスターとムンクさんとの出会い
水曜日午前8:02
予定より30分ずれた。僕と藤村さんのうんこのせいだ。ただ僕はぢだから、シャワーのある所で是が非でもトイレを済まさなくてはので仕方ないと思う。
ナルヴィクへ向け出発
ナルヴィクまで800キロ
ところが
看板に894キロの文字
900キロですか
こらぁ900ちゅうのは多分ムリだぜ
見ろ
ムンクさんびっくりしてるぞ
ムンクさんふくらます
ムンクさん歌う
♪名も知らぬ遠き島より〜
さらに歌う
♪春のうららの ～
いいっちゅうのもう
おこられちゃったぁ
いいおばさんですなぁ
おばさんついて来ちゃったんだなぁどうでしょう班の旅に
一念発起
キツイよおばさんでも…オレたちの旅は
いいの日常にね満足してなかったのね
なにか素敵な出会いがあるかもォ（ミスターを見つめる）
あっち向けババァ！！！
まぁ
つれない人ねェ
いやー今後ミスターとムンクさんの恋の行方が気になりますなぁ
今んとこミスターは全然その気なし
妻子ある身ですからね
お互いなわけでしょ
ムンクさんだって
もう私はもうそういうものは関係ないわ
愛に…愛に走るのよ
ムンクさんお美しいですよ
ありがと
でも私ヒゲには興味ないの
ごめんなさい
ハハハハハ
第1話「出会い」
雄大なフィヨルド風景を撮影する鈴井貴之
その横に現れた謎の女性
まぁ〜キレイな景色
すごいわぁ
（鈴井さんに話しかける）
キレイな景色ですわね
あ…えぇ…
ごめんなさい写真の邪魔しちゃったわ
いえ大丈夫ですよ
でもこんな景色を見てると日常なんて忘れてしまうわ
こちらの方なんですか？
えぇまぁ
どうして1人でこんなとこに？
そうですねぇ新しい恋を見つけようと思って…なぁんてウソ
私みたいなおばさんが気持ち悪いでしょそんなこと
じゃあ僕そろそろ行きますんで
あぁそうですか
（車の中）
それにしてもキレイな景色だわぁ
あ、すいませんなんだか…無理に乗せてもらっちゃって
いえ、いいですよ僕も1人だと退屈なんで
そう言って頂けると嬉しいわ
ところであなたどちらまで行かれるの？
僕は今日はナルヴィクまで行きますよ
ナルヴィク…遠いですね
700キロくらいありますねまだ
ななひゃっ…
えぇっっ？！
700キロ？！
えぇ今日中に着かないとちょっとねまずいんで
今日中に着くの？！
今日中に着くの？！
たぶん大丈夫じゃないかな
ほんとぉ？！大変ねぇ…
ナルヴィクだけになるゔぃく近くに行こうと思って
私、日本のことはよくわからないから今のがなんなのかわからないですけど
ナルヴィクかぁ
ところであのぉあなたお名前はなんておっしゃるんですか？
いけない！！言ってなかったわね
「ムンク」
ムンクです
ムンク
えぇ変わった名前でしょ
ナルヴィクかぁ
あたしも行っちゃおっかなナルヴィク
迷惑ですよねそんなのは？
迷惑よね
いやぁ700キロありますから…
ななひゃっきろ？！
ななひゃっきろっっ？！
着くの？！ホントに！！
着かないと大変なんでしょ？？
はい
でもあたし…行く！！
よーし。なんだかそう決めたら気持ちが楽になった
（窓から顔を出しながら）
あたしは自由よおぉぉぉぉ
カット！！！
いいですねぇ
決意したんだねここで
ナルヴィクに私行って
私変えようっていう
目が離せない
目が離せません
2人の恋の行方は…
全編オールノルウェーロケで
急遽始まったドラマですけど
いやぁミスター人気上がるなぁ
かっこいいものぉ
美しい！！美しいぞノルウェー。
かなり遠くはなるがフィヨルドの海岸線ルートを選んで良かった。
静かな湖に映る陸の景色が朝の北欧特有の斜光に照らされてそれはもうそのまま絵ハガキのようだ。
ムンクさんはそんなノルウェーの風景にまた叫んでた。ただその叫びは今までの狂気のそれとは違う。
彼女の自由へのそして自我の確立への決意の宣言に私は聞こえた。
（ミスターとムンクさん、恋の予感…♡♡）
短パン旅
ところで
北極圏て…あと何キロぐらい？
北極圏はモイラーナって街を過ぎてしばらく行ってからなんで
すっかりムンクさんで私のことは忘れられがちにですけど
私もあの北極圏まで短パンで挑むという…
まぁ今となってはみなさんあまり興味ないようですが
孤独なチャレンジを続けてることをお忘れなく
我々本当に北欧まで来てなにをしてるのかと
（果たしてどこまで短パンで行けるのか？！）
ミスターのムンク愛
第2話「事件」
キレイですわぁ
そうですねぇホントにキレイだ
こんなキレイなところがノルウェーにあったなんて
あ、ほら見て見てあそこすご〜い
危ないですよそんな急いじゃ
ちょっとムンクさん
（ムンクさん海へ身を投げ出してしまう）
あー！！ムンクさん！！
ムンクさん大丈夫ですか？！？！
（鈴井さん海に入り溺れているムンクさんを必死に助ける）
ね！もう北極圏なわけですからミスター
水に濡れるって事は命取りですよ
短パンの男がいて
かたや衣服を全部濡らした男が今北極圏に向かってるんですよ
自殺行為ですよ明らかにこれは
あくまでもそれは小ネタであってね本筋とは関係ないわけです
本筋と関係ないとこでそれだけね衣類を濡らし
それで北極圏向かってキビシイキビシイっつったってそりゃぁお前らのせいだろと
おぉ（フィヨルドが）キレイだ
この辺でこうボードに乗る…ムンクさんを
ハハハハハ
ミスターが「恋の始めには事件が必要だ」と言い出した。なんでやねん。この人はどんな恋してきたんだ。
「ムンクさんを川に投げて俺が助ける！」と言い出した。この人はマゾだ。もうすぐ北極圏だっつーのに水に入る気満々だもの。
それも本番は勢いよく海にかけ入ってって、ムンクさんを勇ましく抱き上げたら、そのまま岸に上がればいいのに、一回助けたムンクさんをもう一回海に投げつけて、なんだか泳いだりしてる。後で聞いたらなんか足りないような気がしてだって。
スゴイよあの人は、プロだよ。
（ミスター、ムンクさんに惹かれ始めてる）
ナルヴィクまではキツイ？！
水曜日午後3:45
ナルヴィクまで431キロ
景色が一変した
来ましたなぁ
自らの力で車で我々遂に北極圏にまもなく到着しようかと…
気をつけろ短パン
わかってるゼヒゲ
今後の予定
まじめに無理じゃない？今日ナルヴィク
ん？
んー…
なるびく近くまで行きたかったですけどねぇ
無視
まだ半分来てないでしょ
もう3時半を過ぎ…
もう4時
まぁ午後8時までをメドに行ける所までですなぁ
8時がメド
まもなく北極圏
いよいよ北極圏ですよ
もうすぐそこ雪ですよぉ
水曜日午後5:12
ついに北極圏到着
もう5時半
こらヤバイですよ
どつぼというかですねぇ
北極圏に入って夕方5時6時を迎えたと
とりあえず最悪の事を考えてですね
食料だけは確保しといた方がいいかと
とりあえず走る
そして
あのーいよいよもう夜8時40分現在
ナルヴィクまではまだ200キロくらい
ついにナルヴィクに行くことを諦めました
で今夜の食料そして明日の食料を買いましたので
それはあのー手っ取り早く言うと今日はもうキャンプするぞと
キャンプ
あのー北極圏でキャンプしますから
北極圏でキャンプ
大丈夫ですね？
おーい！！大丈夫ですねじゃねぇよ！！
短パンだ！短パンだ！
なんでそしてキャンプだっつうとはりきるんだよ
料理もできるようにガスも買いましたから
キャンプ地探しますから
やる気満々
おぉーキャンプ場のマークですなぁ
いきなり発見
ついたよ北極圏やっぱさみーなー。
それにホラ、俺短パンだからよけい寒いよ、ハハハハハ〜。
もうあんまり、腹立たなくなってきた。このまま北極点まで行ってやろーかなー。
現在の時間が6時、ナルビックまでの距離320キロということは、まだ4時間〜5時間はかかる。
ナルビック到着は10時か11時。おそらくホテルは無理だろうと思っていたら藤村さんはダンボール一杯の買物をしだした。
フライパン、ガスコンロ、ローソク、食料。はっはーん！！やる気だ
（なるびくナルヴィクに近づきたかったが残念…そしてキャンパーの藤村やる気満々である！！）
まとめ
スカンジナビア半島のルート選びは2通り。
藤村Dはボスニア湾推しだが、タレント2人はフィヨルドルートは外せないという。
行程こそギリギリだが、一同はフィヨルドルートを選択した。
道中で途中から車内に1人増えムンクさんという謎の女性と共に旅をすることに。
ムンクさんはどうやらミスターに気があるらしい。
2人の恋の行方は「フィヨルドの恋人」というドラマとなる。
そして、その日の予定の目的地ナルヴィクまではキビシーので諦め、食糧を大量に買い込み、ガスまで買ってキャンプとなる予定。
果たして、北極圏で短パンの大泉さんは凍死を免れるのか？！？！
第五夜はどうでしょうの旅に新たな同乗者が加わります。コチラから↓↓
（遂に北極圏に辿り着いたようですが、キャンプは藤やんは大好きだがミスターは大嫌い。食料とガスがあるなら、もしかしてシェフ大泉は登場するのかな？！
最後まで読んでくれてありがとうございます。うれしいです。）
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